トラベルヘルパーショッキング11 鹿児島の堤さん「おじゃったもんせ(おいでください)! 鹿児島へ」と言いたくて・・

【介護旅行にでかけませんか?】
はじめまして。鹿児島県のトラベルヘルパー堤 玲子と申します。
大阪の壽浅さん、バトンをありがとうございます!

私は、2013年に篠塚恭一氏の著書「介護旅行にでかけませんか トラベルヘルパーがおしえる旅の夢のかなえかた」を読んで感動したことから、トラベルヘルパーの資格をとりました。

「今まで、両親や身内の介護でたくさんの方に支えられてきた、今度は、この仕事で誰かの役に立ちたい」と、現在は、介護と旅行の2足のわらじをはいて、楽しんでお仕事しています。
 
↑ご紹介くださった壽浅さんと、東京のトラベルヘルパーの仲間と

☆☆☆

【お客様との出会い】
トラベルヘルパーとしてのはじめてのお客様は、東京の同窓会へのおともでした。緊張する私に、お客様が“大丈夫よ”、とウィンクしてくださったのが、出発のご挨拶でした。

おひとりに密接に関われるので、思う存分、寄り添うことができ、想像以上にやりがいのある仕事です。

↑リピートしてくださるお客様(トラベルヘルパーマガジンより)
鹿児島から東京へ同窓会の旅。なつかしいご学友とのお時間と虹と富士山

 
↑桜島を愛するお客様の帰郷時に。お客様の御親戚様と宇田川TH(最後列・左)と
(トラベルヘルパーマガジンより)
故郷鹿児島へ奥様の一周忌法要へ。「桜島はやっぱりいいねぇ」と格別笑顔。

☆☆☆

【人生をあきらめないで、と伝えたくて】
でも、残念ながら、鹿児島では、こういう仕事はまだまだ知られていません。

最初は、公民館などの場所を借りて、トラベルヘルパー説明会などをしていました。そのうちに、だんだんと「おでかけのすすめ」などのタイトルで、介護関係者、観光・旅行業者からも講演(難しい話ではなく、体験談ばかりです)依頼をいただけるようになりました。

介護旅行のサービスが「地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集」に取り上げられたこともあり、「介護つき旅行」の重要性が高まっていることを感じています。

微力ではありますけど、発信し続けることで、ご本人様や、ご家族様に「カレンダーに“自分の楽しみの日”に花マルをつけていただきたい」という想いが伝わるといいな、と思っています。
 
↑指宿「バリアフリー観光講演」にて。パネラーで参加させていただきました。かごしまバリアフリーツアーセンター様とも連携しています

 
↑日置市観光協会様にて。同行援護の資格を活かし、盲導犬ユーザーであり、国内外の障がい者スポーツ大会で活躍する三雲選手を招いて「ユニバーサルなおもてなし講座」を開催させていただきました

 
↑香川県 特別養護老人ホーム大寿苑様(右は香川県のトラベルヘルパー 黒川さん)にて。
レクリエーションに参加させていただいて、ちょっぴり鹿児島を宣伝させていただきました

 
↑香川県高松市指定居宅介護支援事業者連絡協議会 様で、
「お出かけはリハビリ・脳トレ」のタイトルで講演させていただきました

旅行にお連れするだけでなく、鹿児島に観光でおいでくださった方も笑顔にしたい・・。そんな気持ちから、「車いすでおでかけ」などのイベントも不定期で開催しています。

 

 
↑介護の資格をもち、トラベルヘルパー3級の加治佐さん(右)と

【トラベルヘルパーでつながるご縁】
トラベルヘルパーの資格を取ったことで、たくさんの方とのご縁をいただいています。

素敵なお客様、そのご家族様。

心あるケアをされている医療・介護・福祉従事者、福祉タクシーの方々。

その地域を愛してやまない鹿児島の観光・旅行・サービス業の方々。


↑地域ケア交流会「福祉フェスタINたにやま」にて。左はトラベルヘルパー2級の濱田さん。右は勉強中の和田さん。
超高齢化社会の先端をいく鹿児島には、熱意と優しさと高いスキルをもった介護事業所がたくさんあります!


↑Tabi&Coco.(タビココ)さん&健口㈱さん とのコラボ「おたふくメモリーサポートツアー」では、
トラベルヘルパー1級での学びを活かしてお手伝い


↑鹿児島県旅行業協同組合“魅旅”さん&日置市ガイド協会さん&アクティブスポーツ・ガンコさんと連携して、「ブラインドアスリート・カヌーツアー」を催行

同じ想いを持つ日本全国のトラベルヘルパー同士も、教えあい、学びあっています。

トラベルヘルパーの仲間がいる場所なら、お客様に自信をもってご紹介できます。

昨年は、全国のトラベルヘルパーの仲間に会いに行ってきました。

みんな旅行のプロ、コミニュニケーションの達人ですから、すぐに仲良く、楽しい旅になります。

↑青森県八戸市で。篠塚理事長(左)とトラベルヘルパーセンター八戸の池田さん(右から2番目)と仲間のみなさん、それに全国から応援にかけつけたトラベルヘルパー。前列・左、東伊豆トラベルヘルパーセンターの吉間さんと清水さんは鹿児島へも遊びに来てくれました。

私は、お客様とご旅行していると、よく“虹”をみます。

トラベルヘルパーのシンボルは「虹」のマークです。全国のトラベルヘルパーが情報交換して、お客様との架け橋となり、日本中に大きな希望の虹をかけられたらいいな、と夢見ています。

最後に、岡山県の小山さんの本「新たなぼくの居場所」をご紹介します。

彼の書いた本の中には、「ありがとう」がたくさん書かれていて、トラベルヘルパーの事も書いてくださっています。


↑左から、森さんと小山さん。本に感動して、岡山へ会いに行きました!

↑「新たなぼくの居場所」という、この本には、
桜島にも負けない、「旅」への熱い想いがあふれています


↑今年、鹿児島へおいでくださって、大感激!!

私は、自分が生まれ育ったこの鹿児島という街が大好きです。
県外に行くと、出会う人に「おじゃったもんせ(おいでください)、鹿児島へ」と言います。

お互いがお互いの住む場所を自慢しあい、いくつになっても行き来できる未来をつくりたいな、と思っています。

高齢になっても、障がいがあっても、「行ける」「会える」「楽しめる」をモットーに、お客様のおでかけやご旅行に、精一杯の心を込めて、おともいたします。

これから、ご旅行をお考えの方がおられましたら、ぜひ、鹿児島へおいでくださいませ。

次にバトンを渡すのは、小山さんを紹介してくださった、岡山県のトラベルヘルパー森恭子さん。シモデンスタッフサービスのホスピタリティあふれる女性です。

掲載している画像に登場して下さった方々には堤さんから掲載の承諾をいただいています。
皆様、ご協力をありがとうございました!
また、堤さんは、トラベルヘルパーの商標を利用して活動しています。商標利用のご案内


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