思い出に残るトラベルヘルパー業務 戸塚京子

私が一番業務終了後に充実感を感じられる事は、自分の力以上のサ-ビスができた時。そしてもちろんそのことでお客様の笑顔を見ることができた時です。

それは自分の力以上だから自分では出せない周りを巻き込んだハプニングの数々。

たった一言私がかけた言葉やとった行動によって起こるうれしいハプニング!!

折鶴をひとつ折って隣に座る外国人の子どもに渡したことで「mama~」とそれを親に見せ、そこから始まる会話。お客様を巻き込み記念撮影へと発展。
また、時には「美味しいですね。」と店主に伝えたことで「じゃあ、これはどうかな。こんなのもあるんだよ」と次から次に珍しい食べ物を出してくれる地方の気の良いご主人。
トラベルヘルパーが丁寧に挨拶をしてお礼をいうと小さい保冷財をラップにまいて「暑いから手に持っているだけでも涼しくなりますよ。」と手渡してくれるJR職員。それを首に入れて喜ばれるお客様。

すべてトラベルヘルパーの笑顔や声賭けが周りを巻き込みお客様の旅を色づけてくれる時、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

また、私がお客様を大切にしている気持ちを周りの人が感じたとき一緒にお客様を大切にしてくれます。「お優しい娘さんですね。」と声をかけてくれる方の表情もとても優しい笑顔です。

行程表にないハプニングのお客様との会話の盛り上がること!!

その中でも一番の想い出は私が一番たくさん一緒に外出担当をしたお客様との奄美・沖縄旅行です。
いろいろな人に出会い、親切すぎる運転手さんに飛行機の時間を気にしながらお客様と2人ではらはらどきどきしたり、ハプニングを「やった~!!」と2人でガッツポ-ズをして喜んだり・・・
「戸塚さんといるといろんなことが起こりますなぁ」と、プラスワンのハプニングの楽しさに気づかせてくれたお客様です。

お客さまに育てられて大きく?!なりました。


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